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競馬情報

勝負師

第14回 ジャパンカップダート

データ分析

各地のタイトルホルダーが一堂に会す国内ダート戦線の最高峰! 「第14回 ジャパンカップダート」
2000年に創設され、今年で14回目となるジャパンカップダート。過去の優勝馬には歴史的な優駿がズラリと名を連ねている。2007年の優勝馬ヴァーミリアンはこのレースを含めてGI・JpnI 9勝をマークし、日本国内におけるGI・JpnI 最多勝利記録を樹立。2009年の優勝馬エスポワールシチーは、今年11月4日のJBCクラシック(金沢)で通算9度目のGI・JpnI 勝利を果たしヴァーミリアンの記録に並んでいる。また、既に現役を退いた優勝馬延べ11頭中、このレースが生涯唯一のGI 勝利だったのはアロンダイト(2006年)と外国馬のフリートストリートダンサー(2003年)だけだ。日本のダートのレースとしては最高額の優勝賞金(1億3000万円)が懸かった一戦を制し、名馬の系譜にその名を刻むのはどの馬だろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

レーティング
http://www.jra.go.jp/datafile/ranking/g1/2013/jcd.html

今年で14回目を迎えるジャパンカップダートだが、この名称でレースが開催されるのは今回が最後。来年からは、中京・ダート1800mに舞台を移し、『チャンピオンズカップ』というレース名に変更されることが決まっている。ウイングアローが勝った第1回、クロフネが7馬身差の独走劇を演じた第2回と、創設当初から記憶に残るレースが続き、東京・ダート2100mから阪神・ダート1800mへと舞台が替わった2008年以降も名勝負の連続。なかでも、再起が難しいレベルの屈腱炎を克服して奇跡の復活を飾った2008年カネヒキリの勝利がとくに思い出深い。『ジャパンカップダート』の名称で行われる最後の一戦は、それにふさわしいハイレベルなメンバーが集結し、収得賞金順位による出走馬決定のボーダーラインもかなり高くなっている。これまで以上に見応えのあるレースとなりそうだ。記憶に残る名勝負を期待したい。

勝ち味に遅いイメージだった3歳時と一変し、ダート王への道をものすごい勢いで駆け上がっているのがホッコータルマエ(牡4・西浦勝一)だ。4歳を迎えた今年は、JpnIII・佐賀記念(佐賀・ダート2000m)からJpnI・帝王賞(大井・ダート2000m)まで重賞5連勝。前々走のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・ダート1600m)こそ2着に惜敗したものの、前走のJpnI・JBCクラシック(金沢・ダート2100m)を制してJpnI・3勝目をマークした。JRAのレースに出走するのは4月のアンタレスS(1着)以来だが、そのときは、ジャパンカップダートと同じ阪神・ダート1800mで昨年の同レース覇者ニホンピロアワーズを3/4馬身差の2着に負かしており、この条件が合わないはずがない。今回しっかりと勝って、JRA賞最優秀ダートホースの座を確実なものにしたいところだ。

エスポワールシチー(牡8・安達昭夫)はすでに8歳の秋を迎え、今回の一戦が引退レースとなる予定。今年は、フェブラリーS2着→JpnI・かしわ記念(船橋・ダート1600m)2着→JpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯1着、そして前走のJpnI・JBCスプリント(金沢・ダート1400m)1着と、4戦すべてGI・JpnI レースを走って連対率100%の素晴らしい成績をマーク。最盛期の勢いを取り戻した印象すらある。2009年に次ぐ4年越しでのジャパンカップダート2勝目を飾れば、3年越しの勝利を挙げたカネヒキリ(2005年・2008年優勝)を上回る、前例のない快挙となる。

ワンダーアキュート(牡7・佐藤正雄)にとって、ジャパンカップダート制覇は悲願と言える。今回が4度目の挑戦で、そのうち一昨年・昨年の2年連続で2着と、惜しいところで戴冠を逃してきた。とくに今年は『ジャパンカップダート』として行われる最後のレースだけに、是が非でもこのタイトルを獲得したいところだ。得意とは言えない小回りコースの金沢競馬場で行われた前走のJpnI・JBCクラシックでも2着を確保。〔5・2・0・2〕と得意にしている阪神・ダートコースに舞台が替わり、休み明け3戦目で体調面の上積みが見込める今回は、前走で先着を許したホッコータルマエを逆転する可能性も十分にありそう。

6連勝の勢いに乗ってGI に初挑戦した昨年のジャパンカップダートでは、1番人気に支持されたものの4着に敗退し、今回そのリベンジに燃えているのがローマンレジェンド(牡5・藤原英昭)だ。このレースへのつながりを考え、小回りコースの金沢・ダート2100mで行われるJpnI・JBCクラシックでなく、京都・ダート1800mで行われるみやこSを前哨戦に選択。3着に敗れはしたものの、約4か月の休み明けに加え、59キロという重い斤量を背負いながら勝ち馬のブライトラインから0秒2差なら、実力の片鱗を示したと言えるだろう。理想的なステップで、ダート王の座を目指す。

昨年のこのレースで2着馬ワンダーアキュートを3馬身半突き放す完勝を収めたのが、ニホンピロアワーズ(牡6・大橋勇樹)。今回のメンバーの中でも能力上位であるのは誰もが認めるところで、本来なら大本命に推されてもおかしくない馬だ。しかし、今年は夏場の疲れがなかなか抜け切れず、予定していたJpnI・JBCクラシックの出走を見送った経緯がある。そのため、JpnI・帝王賞2着以来約5か月ぶりとなる今秋初戦がいきなりこのGI レースという厳しい臨戦過程になるが、それを克服できるかどうかに尽きるだろう。

みやこSは、2010年の創設以来昨年まで3年連続で出走馬からジャパンカップダートの連対馬が出ているように、関連が深い前哨戦だ。今年の同レースを制したのがブライトライン(牡4・鮫島一歩)で、4コーナー先頭から押し切った内容はかなり強かった。今年4月からダート路線に転向し、5戦3勝3着2回と、3着内率100%の安定した成績を挙げている。直線が平坦な京都・ダート1800mからゴール前に坂のある阪神・ダート1800mに舞台が替わり、道中で抑えがしっかり利くかどうかがポイントとなる。

東京・ダート1600mで争われた武蔵野Sは、ベルシャザール(牡5・松田国英)が勝利。この馬もダート路線に変更して以降、5戦3勝2着1回3着1回と好成績をマーク。底を見せていない魅力がある。3走前のラジオ日本賞(中山・ダート1800m、2着)、前々走のブラジルC(東京・ダート2100m、1着)と、オープン特別2戦でともに不良馬場を克服しており、馬場状態を問わないのは大きな強みだ。ダートGI 初挑戦となる今回は、一気のメンバー強化に対応できるかどうかが鍵となりそう。

グレープブランデー(牡5・安田隆行)は今年のフェブラリーSの覇者で、能力自体は今回のメンバーの中でも上位の存在。骨折からの復帰初戦となった前々走のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯が4着、前走のみやこSが10着と、ひと息の成績が続いているが、元来が実戦を使われて調子を上げていくタイプ。休み明け3走目となる今回は、大きな変わり身を見せても驚けない。

今夏の3歳ダート王決定戦、JpnI・ジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)を7馬身差で圧勝したクリソライト(牡3・音無秀孝)。前走のJpnI・JBCクラシックは5着に敗れたが、約4か月の休み明けで馬体重がプラス7キロと少し重めが残っていたうえに、道中で折り合いを欠くちぐはぐなレースになったのが敗因と言える。前走の結果が本来の実力とは思えないだけに、スムーズな競馬ができれば巻き返しがあってもいい。

今年に入ってダート女王の道をひた走っているメーデイア(牝5・笹田和秀)の参戦も話題となりそう。1月のTCK女王杯(大井・ダート1800m)を皮切りに、マリーンC(船橋・ダート1600m)、スパーキングレディC(川崎・ダート1600m)とJpnIII・3連勝を飾ったあと、秋に入ってJpnII・レディスプレリュード(大井・ダート1800m)を優勝し、前走のJBCレディスクラシック(金沢・ダート1500m)で悲願のJpnI タイトルを獲得した。今回は強力な牡馬が相手で、同型馬もそろっている。厳しいレースになりそうだが、この馬の潜在能力なら、それを打破する可能性も十分にありそうだ。

外国馬
パンツオンファイア PANTS ON FIRE (アメリカ)

投資顧問会社クリントン・グループの創始者であるジョージ・ホール氏と、その妻ロリ・ホール氏によるオーナーブリーディングホースがパンツオンファイア(牡5・K.ブリーン、父Jump Start)だ。 3歳を迎えた2011年の春に、ケンタッキーダービーへ向けた前哨戦のひとつであるG2・ルイジアナダービー(ダート1800m)を優勝。続くG1・ケンタッキーダービー(ダート2000m)では2番人気に推されたが、アニマルキングダムの9着に敗れている。次走、G3・ペガサスS(ダート1700m)で2度目の重賞制覇を果したものの、パンツオンファイア自身は3歳クラシックのタイトルに手が届かなかった。

4歳時は低迷したパンツオンファイアだったが、5歳となった今季に復活。7月にG2・モンマスカップS(ダート1700m)を制して約2年ぶりの重賞制覇を果たすと、続くG3・アックアックH(ダート1600m)も優勝し、4度目の重賞制覇を飾っている。前半は逃げ馬の直後に位置するのがいつもの競馬スタイルで、行く馬がいなければ逃げることも可能な自在性を兼備している。前走のG1・ブリーダーズCダートマイル(ダート1600m)では、800m通過タイムが44秒75というハイペースに巻き込まれて7着に敗れている。今回のジャパンカップダート挑戦は、同馬にとって初の海外遠征となるが、重賞4勝の実績馬がどんな戦いぶりを見せるか、注目したい。

馬主のホール夫妻は、パンツオンファイアと同じK.ブリーン調教師が管理するルーラーオンアイスで2011年のG1・ベルモントSに優勝。2004年から競馬の世界に参画した夫妻にとって、待望のG1 初制覇となった。夫妻は現在、ケンタッキーに所有するアネステスファームに12頭の繁殖牝馬を繋養しているほか、K.ブリーン厩舎に30頭ほどの現役馬を預けている。

ちなみに、“Pants On Fire”とは、本来は「パンツに火がつく」という意味だが、転じて「慌てふためいて」というニュアンスで用いられる言葉だ。あるいは子供たちが、嘘をついた友達を囃したてる時に使う、“Liar, Liar, Pants on Fire!”という慣用句もある。

第33回ジャパンカップ

24日に東京競馬場で行われる、第33回ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m・1着賞金25000万円)の前々日オッズがJRAより発表された。

 単勝オッズ1番人気は、連覇を目指す昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ(牝4、栗東・石坂正厩舎・1.7倍)。
 差のない2番人気が、今年の宝塚記念を制しているゴールドシップ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎・2.8倍)で、この2頭だけが単勝10倍以下となっている。

 離れた3番人気以下は、GI・3勝目を狙うエイシンフラッシュ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎・11.2倍)、天皇賞(秋)4着のアンコイルド(牡4、栗東・矢作芳人厩舎・34.0倍)、アルゼンチン共和国杯2着のアドマイヤラクティ(牡5、栗東・梅田智之厩舎・34.3倍)と続いている。各馬の単勝オッズは以下の通り。
 左から馬番、馬名、オッズ

07 ジェンティルドンナ 1.7
13 ゴールドシップ 2.8
04 エイシンフラッシュ 11.2
03 アンコイルド 34.0
06 アドマイヤラクティ 34.3
09 デニムアンドルビー 37.4
11 ルルーシュ 41.2
16 ヒットザターゲット 42.6
02 ナカヤマナイト 84.0
01 ヴィルシーナ 109.9
10 ドゥーナデン 126.8
12 ホッコーブレーヴ 132.0
05 トーセンジョーダン 153.8
17 ジョシュアツリー 164.6
08 ファイヤー 172.7
14 シメノン 195.2
15 スマートギア 265.7

 その他、連勝式はジェンティルドンナから売れており、馬連は07-13が3.9倍、馬単は07→04が7.2倍、3連複は04-07-13が4.5倍、3連単は07→13→04が20.2倍でそれぞれ1番人気となっている。

※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。

第33回 ジャパンカップ

データ分析

世界のトップホースが激突! 「第33回 ジャパンカップ」

オルフェーヴル、キズナの出走で沸いたフランスの凱旋門賞に続き、今度は日本で芝中長距離路線における世界のトップホースが激突する。外国馬の優勝は2005年のアルカセット(イギリス)を最後に途絶え、近年は7年連続で日本馬が勝利を収めている。今年も日本馬が勝利をもぎ取るのか、それとも外国馬が栄冠を奪い去るのか、勝負の行方から目が離せない。過去10年の結果から、好走馬へと続く手掛かりを探すべく、レース傾向を分析する!

前走のレースと着順に目を光らせろ!
さらに、前走の着順別成績をまとめると、連対率で10%以上を記録しているのは前走「5着以内」の各グループで、「6着以下」に敗れていた馬は連対率だけでなく3着内率でも10%以下にとどまっている。さらに、覚えておいても損はなさそうなのが、前走「3着以下」からジャパンカップで3着以内に入った12頭のうち9頭が「天皇賞(秋)」、1頭が「凱旋門賞」からの臨戦馬だったこと。2006年以降の過去7年間に限れば、前走「3着以下」からジャパンカップで3着以内に入った9頭すべてが、前走で「天皇賞(秋)」か「凱旋門賞」に出走しており、前走のレースと着順については目を光らせておく必要がありそうだ

「第33回 ジャパンカップ」
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G1プレビュー
http://web-cache.stream.ne.jp/web/jra/onetag/sub/player.html?movie=jra_topics/2013/1118/japancup_pre&ua=4
参考レース

第54回 宝塚記念
http://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/takara/result/takara2013.html

サンクルー大賞(G1)
http://web-cache.stream.ne.jp/web/jra/onetag/sub/player.html?movie=jra_topics/2013/1118/jc_sankou1&ua=4
カナディアンインターナショナルS(G1)
http://web-cache.stream.ne.jp/web/jra/onetag/sub/player.html?movie=jra_topics/2013/1118/jc_sankou2&ua=4
メルボルンC(G1)
http://web-cache.stream.ne.jp/web/jra/onetag/sub/player.html?movie=jra_topics/2013/1118/jc_sankou3&ua=4
第148回 天皇賞(秋)(GI)
http://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/akiten/result/akiten2013.html

世界のトップホースが激突! 「第33回 ジャパンカップ」

出走馬情報

日本馬

国際招待レースとして1981年に創設され、今年で33回目を迎えるジャパンカップ。当初は外国馬の強さが目立ったが、近年は地の利もある日本馬が圧倒的な好成績を収めており、昨年まで7年連続で栄冠を手に入れている。今年は、10月の国際G1・凱旋門賞(ロンシャン・芝2400m)で昨年に続き2着に入ったオルフェーヴル、4着に健闘したキズナのビッグネーム2頭こそ登録馬の中にいないものの、ジェンティルドンナ、ゴールドシップといったトップホースがエントリー。外国招待馬が僅かに3頭と少なくなったこともあり、例年以上に日本馬優勢のムードが漂っている。

昨年、JRA賞年度代表馬と最優秀3歳牝馬のタイトルを獲得したジェンティルドンナ(牝4・石坂正)が、ジャパンカップ史上初となる連覇に挑む。これまでに獲得したGI タイトルは、昨年の3歳牝馬三冠(桜花賞、オークス、秋華賞)とジャパンカップの4つ。その中でも、“牡馬・牝馬三冠馬対決”になった昨年のジャパンカップは、日本競馬の歴史に残る素晴らしいパフォーマンスと評されている。同年の凱旋門賞2着から参戦したオルフェーヴルを相手に最後の直線で壮絶な叩き合いを演じ、力でねじ伏せる形で優勝したのは記憶に新しい。4歳を迎えた今年も、国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)2着、宝塚記念3着、天皇賞(秋)2着と、牡馬相手の大舞台でハイレベルな走りを続けている。その能力に陰りは見られず、堂々の主役として外国馬を迎え撃つ。
ジェンティルドンナと同じくGI・4勝の実績を誇るのがゴールドシップ(牡4・須貝尚介)だ。3歳時の昨年に、皐月賞、菊花賞、有馬記念を制してJRA賞最優秀3歳牡馬のタイトルを獲得。4歳を迎えた今年は、前哨戦の阪神大賞典を2馬身差で快勝し、断然の1番人気に支持された天皇賞(春)で5着に敗れたものの、巻き返しを期して臨んだ次走の宝塚記念を3馬身半差で圧勝して4つ目の勲章を手に入れた。後方からのロングスパートで豪快にねじ伏せるのが勝ちパターンで、スタミナとスピードの持続力は文句なしに現役最高レベルと言えよう。宝塚記念以来約3か月半ぶりの実戦となった前走の京都大賞典では5着に敗退したが、休み明けを叩かれて大きな上積みが見込める今回は、その非凡な底力を見直す必要がある。

エイシンフラッシュ(牡6・藤原英昭)は、2010年の日本ダービー、2012年の天皇賞(秋)と、GI を2勝。2011年の天皇賞(春)と有馬記念でともに2着と連対実績もあり、芝の中長距離路線における現役トップクラスの一頭と言える。6歳とベテランの域に入ってきた今年も、産経大阪杯3着→国際G1・クイーンエリザベス2世C(シャティン・芝2000m)3着→毎日王冠1着→天皇賞(秋)3着と、国内外の強敵を相手に中身の濃い競馬を見せており、安定感が増してきた印象だ。ジャパンカップでは、2010年と2011年が8着、2012年が9着とこれまで好結果を残せていないが、日本ダービーを制した舞台とあって、適性は十分にあるはず。軽視は禁物だろう。

アンコイルド(牡4・矢作芳人)は、デビューが3歳の4月と遅れたが、昨年11月から今年1月にかけて500万下→1000万下→1600万下と条件特別を3連勝し、オープンクラス入り。さらに、昇級初戦のオープン特別・白富士S(東京・芝2000m)も制して連勝記録を「4」に伸ばし、芝の中距離路線の新星として注目を集めた上がり馬。その後の3戦は掲示板(5着以内)を確保できなかったが、今夏の北海道シリーズで復調を示し、函館記念2着→札幌記念(函館・芝2000mで開催)3着と好走。秋シーズンに入ってからも、京都大賞典2着をステップに臨んだ天皇賞(秋)で4着と善戦し、GI でも通用する実力が備わっていることを実証した。京都大賞典で見せたパフォーマンスから、芝2400mに距離が延びるのはまったく問題なし。今回も上位争いに加わってくるだろう。

アドマイヤラクティ(牡5・梅田智之)は、4歳の昨年10月に1600万下の古都S(京都・芝2400m)を制して、オープンクラス入り。その後は、オープン特別のアンドロメダS(京都・芝2000m)→金鯱賞→アメリカジョッキークラブCと3戦連続3着のあと、ダイヤモンドSで待望の重賞初制覇を飾った。約2か月半の間隔をあけて臨んだ天皇賞(春)でも4着に健闘し、一気に現役トップクラスの仲間入りを果たしている。今秋も、始動戦の京都大賞典が4着、続くアルゼンチン共和国杯が2着と堅実に上位争いを続けており、勢いは止まっていない。父ハーツクライを思い起こさせる息の長い末脚が活きる展開になれば、ビッグタイトルを手に入れるチャンスもあるだろう。

ルルーシュ(牡5・藤沢和雄)は、2歳の9月にメイクデビュー札幌(芝1800m)を1番人気に応えて勝ち上がり注目を集めたものの、3歳の1月に500万下(東京・芝2000m)で2勝目を挙げたあとに順調さを欠き、1年2か月の長期休養に入った。そのためクラシックには参戦できなかったが、4歳の3月に戦列へ復帰したあとは順調に勝ち星を積み上げ、昨年11月のアルゼンチン共和国杯で重賞初Vを達成。重賞タイトルはこのひとつだけだが、5歳を迎えた今年も、目黒記念2着、前走のアルゼンチン共和国杯3着など、芝の長距離重賞で存在感を示す走りを見せている。休養期間が長かったため、5歳の11月でもキャリアは僅かに16戦。まだまだ進化を遂げそうなムードが漂っている。

デニムアンドルビー(牝3・角居勝彦)は、今年の牝馬クラシック戦線を大いににぎわせたディープインパクト産駒。デビューが3歳の2月と遅かったため桜花賞には間に合わなかったが、オークストライアルのフローラSと秋華賞トライアルのローズSを制し、GII 2勝をマーク。GI では、オークス3着、秋華賞4着、前走のエリザベス女王杯が5着と善戦止まりだが、現3歳牝馬の中でもトップクラスの実力を持っているのは間違いない。デビュー以来一度も掲示板を外しておらず、まだ底を見せていない印象があるだけに、強敵相手となる今回も侮れない存在だ。

そのデニムアンドルビーと同じ角居勝彦厩舎で、父も同じディープインパクトというラキシス(牝3)の上昇度も魅力にあふれている。春の牝馬クラシック路線には乗れなかったものの、夏場の休養で急成長。9月に復帰すると、500万下の甲武特別(阪神・芝2200m)と1000万下の鳴滝特別(京都・芝2200m)を連勝し、勢いに乗って挑んだ前走のエリザベス女王杯で6番人気ながら2着に食い込んだ。今回は牡馬の現役最強クラスや実績豊富な外国馬も相手とハードルが一気に上がるものの、3歳牝馬のため負担重量(53キロ)の恩恵がある。今の充実ぶりなら、大駆けがあるかもしれない。

ヴィルシーナ(牝4・友道康夫)は、昨年の3歳牝馬三冠レース(桜花賞、オークス、秋華賞)すべてにおいて、優勝馬ジェンティルドンナの後塵を拝する形で2着に敗退。ジェンティルドンナ不在で1番人気に支持された昨年のエリザベス女王杯でも、1着馬レインボーダリアにクビ差で惜敗し、昨年出走したGI 4レースすべて2着という珍しい記録をつくった。4歳を迎えた今年は、春シーズンの最大目標に定めたヴィクトリアマイルを制し、待望のGI タイトルを獲得。秋シーズンは京都大賞典8着→エリザベス女王杯10着とやや精彩を欠く走りが続いているが、底力は今回のメンバーに入っても引けを取らない。

ヒットザターゲット(牡5・加藤敬二)は、これまでに2012年の新潟大賞典、2013年の小倉大賞典、京都大賞典と、中長距離重賞を3勝。その中でも、圧倒的な1番人気に支持されたゴールドシップ(5着)を破った前々走の京都大賞典は、キラリと光る戦績と言えよう。前走の天皇賞(秋)では、速い流れで前半は追走に苦労したものの、4コーナー13番手から直線ではまずまずの伸び脚を披露し、7着まで追い上げている。京都大賞典と同じ芝2400mに距離が延びる今回は、上位進出のチャンスもあるだろう。

トーセンジョーダン(牡7・池江泰寿)は、2011年に天皇賞(秋)を1分56秒1という芝2000mのJRAレコードタイムで制したあと、続くジャパンカップでは優勝馬ブエナビスタにクビ差の2着と接戦を演じた。5歳秋に披露したパフォーマンスは当時の活躍馬の中でも最高レベルと評価できるもの。しかし、2012年の天皇賞(春)で2着に入ったあとは、持病の裂蹄などで順調さを欠き、昨年のジャパンカップ6着を除いて二桁着順の大敗が続いている。7歳を迎えた今年は、約9か月ぶりに戦列復帰。札幌記念13着→天皇賞(秋)11着と実戦を2度叩かれて臨む今回、どこまで好調時の走りを取り戻すことができるか、注目したい。

ナカヤマナイト(牡5・二ノ宮敬宇)は、3歳時の2011年に共同通信杯を制し、春のクラシックでも皐月賞5着、日本ダービー4着と上位争いを演じたステイゴールド産駒。その後も2012年産経賞オールカマー、2013年中山記念と、好メンバーがそろったGII を2勝しており、GI タイトルを十分に狙える底力を持っている。前走の天皇賞(秋)は、宝塚記念(6着)以来約4か月ぶりの実戦で13番人気の低評価だったが、中団のやや後方追走からしぶとく末脚を伸ばして6着と、人気を上回る走りを披露した。休み明けをひと叩きされて上積みが見込める今回、狙い目は十分にあるだろう。

ダノンシャーク7枠13番、グランプリボス8枠16番/マイルCS枠順

ダノンシャーク7枠13番、グランプリボス8枠16番/マイルCS枠順
netkeiba.com http://rdsig.yahoo.co.jp/media/news/medianame/articles/RV=1/RU=aHR0cDovL2hlYWRsaW5lcy55YWhvby5jby5qcC9saXN0Lz9tPWtpYmE-;_ylt=A3JuOqsHgYVS8rAAIG4kl.Z7
11月15日(金)9時24分配信

17日に京都競馬場で行われる、第30回マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m・1着賞金10000万円)の枠順が、15日確定した。

 今年は重賞2勝に安田記念で3着と力を付けているダノンシャーク(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は、7枠13番からのスタートとなった。

 また、GI・3勝目を狙うグランプリボス(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)は8枠16番、昨年の覇者サダムパテック(牡5、栗東・西園正都厩舎)は1枠2番に入った。

 その他、スワンSを勝ったコパノリチャード(牡3、栗東・宮徹厩舎)は1枠1番、京都得意のトーセンラー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は3枠5番、昨年のNHKマイルCの勝ち馬カレンブラックヒル(牡4、栗東・平田修厩舎)は4枠8番となった。発走は15時40分。枠順は以下の通り。

マイルCS データ消去法から残る5頭
http://koukaku.joywork.jp/?eid=734
第49回福島記念のデータ分析
http://tanfukubaken.seesaa.net/article/380068888.html
第18回東京スポーツ杯2歳Sデータ分析
http://tanfukubaken.seesaa.net/article/379966851.html

( )内は性齢、騎手・調教師

1-1 コパノリチャード(牡3、浜中俊・宮徹)
1-2 サダムパテック(牡5、和田竜二・西園正都)
2-3 レッドオーヴァル(牝3、M.デムーロ・安田隆行)
2-4 ダイワマッジョーレ(牡4、蛯名正義・矢作芳人)
3-5 トーセンラー(牡5、武豊・藤原英昭)
3-6 ガルボ(牡6、石橋脩・清水英克)
4-7 サンレイレーザー(牡4、藤岡康太・高橋義忠)
4-8 カレンブラックヒル(牡4、岩田康誠・平田修)
5-9 ダノンヨーヨー(牡7、幸英明・音無秀孝)
5-10 ドナウブルー(牝5、W.ビュイック・石坂正)
6-11 サクラゴスペル(牡5、横山典弘・尾関知人)
6-12 クラレント(牡4、川田将雅・橋口弘次郎)
7-13 ダノンシャーク(牡5、福永祐一・大久保龍志)
7-14 リルダヴァル(牡6、M.バルザローナ・池江泰寿)
7-15 ダークシャドウ(牡6、R.ムーア・堀宣行)
8-16 グランプリボス(牡5、C.ルメール・矢作芳人)
8-17 マイネイサベル(牝5、松岡正海・水野貴広)
8-18 リアルインパクト(牡5、戸崎圭太・堀宣行)

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[特集]朝日杯FS前哨戦!2歳馬情報をチェック/東スポ杯2歳S
http://race.netkeiba.com/?pid=special&id=0118

【マイルCS】淀ならトーセンラー!“マイル仕様”で悲願のG1Vだ

【マイルCS】淀ならトーセンラー!“マイル仕様”で悲願のG1Vだ
11月14日(木)7時1分配信
スポニチアネックス http://headlines.yahoo.co.jp/list/?m=spnannex

 “ミスター淀”襲名だ!秋の最強マイラー決定戦「第30回マイルチャンピオンシップ」(17日、京都)の追い切りが13日、栗東、美浦トレセンで行われた。現役屈指の京都巧者トーセンラー(牡5=藤原英)は、武豊(44)を背に栗東坂路で軽快な動きを披露。初めてのマイル戦に向け、調教コースと内容を変え“マイル仕様”で悲願のG1制覇に挑む。同レースは14日、出走馬が確定。枠順は15日に決まる。

 坂路にトーセンラー。見慣れない光景が、何の違和感もなく映った。武豊を背に朝一番の坂路に登場。先行したメテオライト(4歳500万)に残り200メートルで並びかけ、楽な手応えのまま前へ。ラストで軽く仕掛けられると、さらにグンと加速した。800メートル53秒7、ラスト200メートルはこの日2番目に速い12秒3と抜群の伸び。藤原英昭師(48)は「時計もいいし動きもいい」と目を細めた。

 デビュー4戦目以降の最終追い切りは全てCウッドチップコースか芝コース。だが、初めてのマイル戦に向け、この中間、坂路に切り替えた。師は「マイルに対応する道中のスピードをつけることと、ためてしまいを生かすことを考えた」と説明。この日の追い切りはしまいを伸ばしたが、2週前と1週前は400~600メートルの1Fが最も速い“変則ラップ”。マイルの流れに乗れるスピードを養ってきた。

 今秋は京都大賞典(3着)で始動。天皇賞・秋を登録のみにとどめ、マイルCSに矛先を向けた。天皇賞・秋、ジャパンCの王道G1を捨ててまで臨む理由は一つ。京都だからだ。重賞2勝を含む全3勝を京都で挙げているコース巧者。師は「若い頃、若干体力面の不安があったので、坂(の下り)を利用してスピードに乗って抜け出す形がマッチしていた。きれいな走りをする点も京都が合う理由」と分析する。

 京都は3角に大きな坂の上り下りがある一方で、4大競馬場で唯一、直線に坂がない。下りでついた勢いが鈍りにくく、それがラーの走法に合う。「馬が緩かったので長めの距離を使ってきたが、しっかりした時点で常にそういう(マイルCSを使う)選択肢はあった」。師は以前から温めてきたプランであることを明かした。

 春に2着と好走した天皇賞・春から実に距離半減。異例の挑戦だが、昨年のサダムパテックに続く連覇を狙う武豊は「初めての距離といっても、いつも通過している距離。未知の距離じゃない」とユニークな見方を示した。1200メートルしか経験していない馬がマイルに挑むのとは違うということだ。

 「やってみないと分からない」と師も鞍上も口をそろえるが、重賞31勝の勝負師とG1・99勝の天才にとって常識破りはお手のもの。秋の京都。色づき始めた紅葉より一足先に、ラーが大輪を咲かせる。

【マイルCS】サダムパテック“昨年以上”史上6頭目の連覇だ!
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2013/11/13/kiji/K20131113007000260.html

【マイルCS】サダムパテック、絶好の感触!連覇へ上積み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131113-00000165-sph-horse
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