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第19回

11R 第19回 東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(GIII)

11R 第19回 東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(GIII)

2014年11月15日(土) 5回東京3日

JRAのダート競走体系における下半期の頂上決戦は、今年からレース名と開催場所が変更されたGI のチャンピオンズC(中京・ダート1800m。昨年までは阪神・ダート1800mでジャパンカップダートとして開催)。その前哨戦となるGIII 競走が、東京競馬場のダート1600mを舞台に行われているこの武蔵野Sで、今年から優勝馬にチャンピオンズCの優先出走権が与えられることになった。過去には、2着馬に9馬身差という衝撃的な勝ちっぷりを披露したクロフネ(2001年)をはじめ、名だたるダート巧者たちがハイレベルな戦いを繰り広げてきた一戦。今年は様々な路線からバラエティーに富んだ顔ぶれがエントリーしており、混戦ムードが漂っている。

今年の出走メンバーの中で、前走内容を最も高く評価できるのはエアハリファ(牡5・角居勝彦)だろう。この武蔵野Sと同じ東京・ダート1600mで6月に行われたオープン特別のアハルテケSを、1分34秒6の好タイムで鮮やかに差し切り勝ち。2着馬ベストウォーリアが、その後にGIII・プロキオンS→JpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・ダート1600m)を連勝しただけに、非常に価値ある勝利と言えよう。レース後は休養に入り、今回は5か月ぶりの戦列復帰となるが、これまでに2か月以上の休み明けで出走したレースでは〔3・2・1・1〕の好成績を残している。調教の動きもひと追いごとに力強さを増してきているだけに、久々の実戦でも好勝負の期待が高まる。

今年は、3歳世代からも主役級の評価が可能な逸材がエントリー。武蔵野Sと同じ舞台で6月に行われたユニコーンSを優勝したレッドアルヴィス(牡3・安田隆行)だ。芝のデビュー2戦は2着→5着と善戦止まりだったが、初めてダートのレースに出走したデビュー3戦目の未勝利(中京・ダート1800m)を2馬身1/2差で快勝。その後はダート路線に専念し、前々走のユニコーンSで初の重賞タイトルを獲得した。続く前走のレパードSではスタート直後につまずいたのが響いて4着に敗退したものの、現3歳世代のダート部門でトップクラスの実力を持っているのは間違いない。今回は約3か月の休養明けになるが、この武蔵野Sに向けて順調に調教を積まれており、上々の仕上がりでレースを迎えられそうだ。

ワイドバッハ(牡5・庄野靖志)は、2歳11月のメイクデビュー京都(ダート1200m)を2馬身1/2差で快勝し、3歳6月のユニコーンSで13番人気ながら勝ち馬のストローハットから0秒4差の5着に食い込むなど、早い段階から高いダート適性を示していた一頭。その後は惜敗続きで伸び悩んだ時期もあったが、昨年8月に500万下(小倉・ダート1700m)を勝ち上がったあたりから頭角を現してきた。今年1月に1600万下の羅生門S(京都・ダート1400m)を制してオープンクラスに復帰したあとも上位争いを続け、前走のエルコンドルパサーメモリアル(東京・ダート1400m)で初のオープン特別Vを飾った。現在、9戦連続してダート1400mの距離を使われているだけに、今回は2戦して5着、6着と勝ち星のないダート1600mを克服できるかがポイントになってくる。

前走のオープン特別・エルコンドルパサーメモリアルで1番人気の支持を受けて、勝ち馬のワイドバッハから0秒3差の2着を確保したタールタン(牡6・吉村圭司)も、有力候補の一頭に挙げられる。この馬は5歳時の昨秋から戦績が急上昇。今年2月に1600万下の銀蹄S(東京・ダート1400m)を制してオープンクラス入りを果たすと、その後はオアシスS(ダート1600m)3着→欅S(ダート1400m)1着→エルコンドルパサーメモリアル2着と、東京・ダートのオープン特別でコンスタントにV争いを演じている。前走のエルコンドルパサーメモリアルが約4か月半の休養明けを克服しての連対確保で、今回は実戦を一度使われた上積みを見込めるだけに、初の重賞挑戦でも楽しみは大きい。

ダートでは通算〔7・5・4・0〕と、3着内率100%を誇るキョウワダッフィー(牡6・笹田和秀)の安定感も魅力にあふれている。一歩ずつ階段を上がるように戦績を積み上げ、昨年12月の1600万下・御影S(阪神・ダート1400m)を優勝し、オープンクラス入りを果たした。昇級初戦のオープン特別・大和S(京都・ダート1400m)は2着に惜敗したものの、続くポラリスS(阪神・ダート1400m)→栗東S(京都・ダート1400m)とオープン特別を連勝し、重賞初挑戦となった前走のプロキオンSでも勝ち馬のベストウォーリアとクビ差の2着と連対を確保してみせた。ダートでの全16戦が1400m以下とあって、今回初めて経験するダート1600mの距離適性はまったくの未知数だが、ダートではまだ底を見せていないのも確か。不安より楽しみのほうが断然大きい。

底を見せていないという意味では、フィールザスマート(牡3・新開幸一)も特筆するべき一頭と言えよう。昨年11月のメイクデビュー東京(ダート1600m)は1着馬エスメラルディーナから2秒1も離された6着に完敗したものの、その後は7戦して4勝3着3回と安定感抜群の成績をマーク。前々走のJpnI・ジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)では、優勝馬カゼノコと0秒1差の3着という接戦を演じている。デビュー戦を除けば、今回の舞台となる東京・ダート1600mで3戦3勝と、コース適性の高さは明らかだ。前走の1600万下・ウオッカC(東京・ダート1600m、1着)から中1週での臨戦となるが、疲れもなく元気いっぱい。初の重賞タイトル奪取のチャンスは十分だろう。

ゴールスキー(牡7・池江泰寿)は、デビューから昨年の春までは芝のレースばかりを使われ、2010年のマイルチャンピオンシップ3着などマイル重賞路線で活躍。昨年6月から転向したダート路線でも、ダートのGI を計4勝したゴールドアリュール(父サンデーサイレンス)の半弟らしく、父がネオユニヴァースに替わった本馬もダートに高い適性を示す走りを披露。今年2月の根岸Sで待望の重賞初制覇を達成した。その後は勝ち星から遠ざかっているが、3か月ぶりの実戦となった前走のオープン特別・エルコンドルパサーメモリアルでは、別定重量の59キロという重い斤量を背負って、優勝馬ワイドバッハから0秒3差の3着に善戦。7歳でもまだまだ地力は健在で、軽視は禁物だろう。

アドマイヤロイヤル(牡7・橋田満)は、昨年のプロキオンSの優勝馬。重賞タイトルはこのひとつのみだが、2012年と今年のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・ダート1600m)で3着に食い込んでおり、ダートのマイル部門でトップクラスの実力を持つ一頭と言えよう。この武蔵野Sには4年連続での出走となるが、過去3年は3着→4着→2着とすべて好勝負を演じている。7歳を迎えた今年も、前走のマイルチャンピオンシップ南部杯の走りを見る限り能力が衰えた印象はなく、上位争いに加わってくる公算が大きい。

ロイヤルクレスト(牡6・鈴木伸尋)は、今夏の函館遠征で大沼S→マリーンSとダート1700mのオープン特別を連勝。いずれも向正面から早めにスパートして先頭に立ち、そのまま押し切るという強い競馬を披露した。その後に疲れが出たためにひと息入れて今回は約4か月ぶりの実戦となるが、11月5日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは上々の動きを披露。臨戦態勢をきっちりと整えてきている。東京・ダート1600mの舞台も1戦1勝と良績があるだけに、持ち前であるスピードの持続力を活かせる展開になれば、3連勝での重賞初制覇も決して夢ではないだろう。
ダノンカモン(牡8・池江泰寿)は、ダートの短~中距離路線で息の長い活躍を見せているベテランホース。2011年のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(東京・ダート1600mで開催)2着などハイレベルな走りを見せながらも、なかなか重賞タイトルには手が届かずにいたが、今年3月のJpnIII・名古屋大賞典(ダート1900m)で待望の重賞初制覇を達成した。前走のJpnII・日本テレビ盃(船橋・ダート1800m)でも2着を確保しており、能力に陰りは見られない。この武蔵野Sには4~6歳時に3回出走して、2着、2着、3着と、好成績を残している。8歳と高齢になった今年も、侮れない存在だ。

11R 第19回 秋華賞(GI)

11R 第19回 秋華賞(GI)

3連単1頭軸

④-①②⑥⑫⑰

11R 第19回 秋華賞(GI)

11R 第19回 秋華賞(GI) 出走表
 秋華賞(GI) 出走予定馬「調教後の馬体重」

3歳牝馬三冠の最終戦は、京都・内回りの芝2000mで争われる秋華賞。

ヌーヴォレコルト

昨年10月のメイクデビュー東京(芝1600m)こそ4着に敗れたが、その後は6戦4勝2着1回3着1回とほぼ完璧な成績。桜花賞では勝ち馬のハープスターから0秒1差の3着に惜敗したものの、オークスではハープスターをクビ差の2着に退けてリベンジを果たすとともに、待望のGI 初制覇を飾った。ハイレベルとされる今年の3歳牝馬世代でもトップクラスの実力を有している馬だ。前走の秋華賞トライアル・ローズSは道中でインコースの4番手追走という桜花賞やオークスで見られなかった積極的な競馬を見せて、直線で内から一気に抜け出した。前哨戦を理想的な形で優勝し、秋華賞の最有力候補に躍り出た。前走後は美浦トレーニング・センターに戻らず、京都競馬場に近い栗東トレーニング・センターに入厩しての調整を選択。前走でほぼ仕上がっていただけに、体調さえ維持できれば、本番の秋華賞も好勝負必至だろう。

レッドリヴェール

昨年は、牡馬が相手のGIII・札幌2歳S(函館・芝1800mで開催)をクビ差で制し、暮れの2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズでGI 初制覇を達成。3戦3勝でJRA賞最優秀2歳牝馬に選出された実力馬だ。それだけに、3戦して勝ち鞍のない今年の成績は、陣営にとって不本意な内容と言えるものだろう。前々走の日本ダービーでの12着大敗は、420キロ前後の小柄な身体で桜花賞(2着)からマイナス8キロも馬体重が減ったことが大きく影響したもので、決して能力負けではないはず。また、前走のローズSは勝ち馬のヌーヴォレコルト(3枠6番)と2着馬タガノエトワール(2枠3番)が道中はインで脚をため、直線でも内から鋭く伸びて上位を独占したなか、7枠14番からスタートして終始馬群の外を回らされたこの馬には厳しい展開と距離ロスの大きい競馬だった。本来は競り合いに強いタイプで、流れが速くなりやすいGI のほうが展開も合いそう。巻き返しの可能性は決して小さくないはずだ。

タガノエトワール

桜花賞だけでなく、オークストライアル2戦も前週までに終了していた5月11日に京都競馬場の未勝利(芝1600m、12着)でデビュー。既走馬相手でも2番人気に支持されたのは、追い切りの動きが目立っていたからだが、当時はまだ能力を出しきれる状態ではなかった。今春はわずか2戦で切り上げ、夏場にじっくりと立て直したことが功を奏し、約3か月ぶりの実戦となった前々走の未勝利(小倉・芝2000m)では大外からひとまくりという次元の違う内容で快勝。ローカル競馬場の未勝利を勝ち上がったばかりで、重賞初挑戦となった前走のローズSは15番人気と低評価だったが、4コーナー9番手からメンバー中最速の上がり3ハロンタイム(33秒3、推定)をマークして2着に好走。秋華賞の優先出走権を獲得するとともに、ポテンシャルの高さを証明した。休み明けの前2戦では、ともに馬体重が減少(-2キロ、-4キロ)していたうえで好成績を収めている。今回も馬体重を大きく減らさずレースに臨めるようなら、3歳牝馬三冠の最終戦・秋華賞で、既成勢力にひと泡吹かせる可能性もありそうだ。

ショウナンパンドラ

オープン特別のエルフィンS(京都・芝1600m、2着)、GIIIのフラワーC(5着)、オークストライアルのスイートピーS(東京・芝1800m、5着)、秋華賞トライアルの紫苑S(新潟・芝2000m、2着)では、すべて1番人気の支持を受けた素質馬。ここまでに、未勝利(京都・芝2000m)、500万下の糸魚川特別(新潟・芝2000m)と2勝しかしておらず、現在は1000万下クラスの格下馬だが、3歳オープンクラスのレースでも常に高い支持を受けて掲示板(5着以内)を確保してきたように、潜在能力の高さは誰もが認めるところ。馬体の細化に悩まされた春シーズンと違い、ひと夏を越して馬体がずいぶんとたくましくなった印象で、レース後の回復も早くなっているようだ。これまでは重・不良馬場でも〔1・2・0・0〕と好成績を挙げている馬だが、得意としているのは瞬発力を活かせる軽い芝。〔1・1・0・0〕と得意の京都・芝コースに舞台が替わり、良馬場での出走がかなうようなら、GI でも好勝負が可能だろう。

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