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参考程度にご覧ください。

菊花賞

JRA60周年記念 第75回 菊花賞

JRA60周年記念 第75回 菊花賞


3歳クラシック三冠の最終戦として行われている菊花賞。過去10年で、3歳馬の頂点に立ったダービー馬が菊花賞も制した例は2頭しかいない。といっても、過去10年のダービー馬で菊花賞に出走してきたのは、2005年ディープインパクト(1着)、2006年メイショウサムソン(4着)、2011年オルフェーヴル(1着)のわずか3頭。いずれも三冠制覇が懸かっていた馬だった。近年は、距離適性を重視して東京・芝2000mの天皇賞(秋)に挑む馬も少なくない。今年の皐月賞馬イスラボニータが菊花賞トライアルのセントライト記念(今年は新潟・芝2200mで開催)で優勝したあと、陣営は菊花賞ではなく、天皇賞(秋)への挑戦を表明している。昨年は、キズナがダービー馬として3歳の秋に国際G1・凱旋門賞(ロンシャン・芝2400m、4着)へ挑戦した。これは初めてのケースだったが、今後増えてくる可能性もあるだろう。“強い馬が勝つ”と言われている菊花賞で、今年はダービー馬が貫録を示して二冠を制するのか、その他の春の実績馬がリベンジを果たすのか、それとも、上がり馬が勢いに乗って実績馬たちにひと泡吹かせるのか。京都・外回りの芝3000mで繰り広げられる熱き戦いに大きな注目が集まる。
ワンアンドオンリー

橋口弘次郎調教師の日本ダービーでの戦績は、1番人気でクビ差の2着に敗れた1996年のダンスインザダークをはじめとして2着4回。同調教師に悲願の日本ダービー制覇をもたらした管理馬が、厩舎期待のエリートではなく、2歳8月のメイクデビュー小倉(芝1800m、12着)で13番人気、2戦目の未勝利(阪神・芝1600m、2着)で13頭立ての13番人気と注目度の低かったワンアンドオンリーというのは興味深い。同調教師が「予想以上に勝負根性があることがわかった」と語っていたように、前走の菊花賞トライアル・神戸新聞杯はアタマ差の辛勝でも収穫の大きいレース。同馬がクラシック二冠を達成するようなら、父ハーツクライが2006年に挑戦して3着に敗れた国際G1・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット・芝2400m)制覇という、同調教師のもうひとつの悲願達成に向けて、大きな一歩を踏み出すことになりそうだ。

タガノグランパ

祖母タガノターキンの半弟タガノテイオーは、2000年の東京スポーツ杯3歳Sを勝ち、朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティS)ではレース中に骨折しながらも2着に入った実力馬。「タガノテイオーは無事だったなら、確実にGI を勝てただろう」と語る松田博資調教師にとっても記憶に残る一頭で、カフェドフランスを3代母に持つこの血統からタガノグランパという活躍馬が出たことを喜んでいる。本馬を今春に芝1400mのファルコンS(1着)へ出走させたのは、クラシック参戦に向けて収得賞金の加算を最優先したからであって、デビュー2戦目に芝2000mのラジオNIKKEI杯2歳S(5着)へ出走させたように、早い段階から距離への不安はまったく持っていなかったという。それを証明したのが、前々走の日本ダービー4着、前走の菊花賞トライアル・セントライト記念(今年は新潟・芝2200mで開催)3着。この血統からGI 馬が誕生すれば、同調教師にとって十数年来の悲願が達成することになる。

デビュー当時はクラシックの有力候補とされていたトーセンスターダム(牡3・池江泰寿)。メイクデビュー京都(芝1800m)→オープン特別の京都2歳S(芝2000m)→きさらぎ賞と、京都・芝コースでデビュー3連勝を飾った逸材だ。その後は、皐月賞11着(同着)→日本ダービー16着→神戸新聞杯7着と案外な成績が続いており、陣営が期待していたほどの成長を見せていないが、今回は、きさらぎ賞を制した京都・芝の外回りコースに舞台が替わる。軽い芝を得意としていることを考えれば、巻き返しがあってもいいはずだ。



予想

3連単1頭軸

⑮-⑥⑫⑦①⑩


再検討
3連単BOX

②④⑩⑫⑦

馬名プロファイル
11R 第75回 菊花賞(GI) 出走馬 好走馬の人気傾向など様々な角度から分析!
レースにまつわる様々な傾向を紹介!
菊花賞に至る臨戦過程について好走馬の傾向を分析!
参考レース
第75回 菊花賞(GI)出走予定馬映像

JRA60周年記念 第75回 菊花賞

出走馬情報
3歳クラシック三冠の最終戦として行われている菊花賞。過去10年で、3歳馬の頂点に立ったダービー馬が菊花賞も制した例は2頭しかいない。といっても、過去10年のダービー馬で菊花賞に出走してきたのは、2005年ディープインパクト(1着)、2006年メイショウサムソン(4着)、2011年オルフェーヴル(1着)のわずか3頭。いずれも三冠制覇が懸かっていた馬だった。近年は、距離適性を重視して東京・芝2000mの天皇賞(秋)に挑む馬も少なくない。今年の皐月賞馬イスラボニータが菊花賞トライアルのセントライト記念(今年は新潟・芝2200mで開催)で優勝したあと、陣営は菊花賞ではなく、天皇賞(秋)への挑戦を表明している。昨年は、キズナがダービー馬として3歳の秋に国際G1・凱旋門賞(ロンシャン・芝2400m、4着)へ挑戦した。これは初めてのケースだったが、今後増えてくる可能性もあるだろう。“強い馬が勝つ”と言われている菊花賞で、今年はダービー馬が貫録を示して二冠を制するのか、その他の春の実績馬がリベンジを果たすのか、それとも、上がり馬が勢いに乗って実績馬たちにひと泡吹かせるのか。京都・外回りの芝3000mで繰り広げられる熱き戦いに大きな注目が集まる。
今年は、日本ダービーを制したワンアンドオンリー(牡3・橋口弘次郎)が堂々と登場。断然の主役としてこのレースをけん引することになりそうだ。前走の菊花賞トライアル・神戸新聞杯では、直線半ばで先頭に立ったところを外から伸びてきたサウンズオブアース(2着)に一旦は並ばれたものの、勝負根性を発揮して差し返し、アタマ差の接戦を制した。ダービー馬の底力を再認識させた一戦と言える。初勝利を挙げるまでに3戦を要したように、実戦を経ることで良化を示すタイプで、約4か月ぶりの休み明けを一度使われた上積みは間違いなくあるはず。今回は、すべての出走メンバーが初経験となる芝3000mの長丁場に加えて、逃げ馬がサングラス1頭ということで、スローペースになる公算が大きい。折り合いさえスムーズなら、二冠制覇の確率はかなり高そうだ。

トゥザワールド(牡3・池江泰寿)は、今年の3歳クラシック戦線で、皐月賞トライアルの弥生賞優勝→皐月賞2着→日本ダービー5着→菊花賞トライアルのセントライト記念2着と、好成績をマーク。世代トップクラスの能力を持っているのは間違いなく、三冠最後の一戦で悲願のGI 初制覇を目指す。母トゥザヴィクトリーもGI で惜敗を続けていた馬だったが、今回と同じ京都・芝の外回りコースが舞台のエリザベス女王杯(2001年)で悲願のGI タイトルを獲得。頭の高い走法が母とよく似ている同馬にとって、2戦2勝を挙げている京都・芝の外回りコースは、クラシック制覇を成し遂げるのに最適の舞台と言えるだろう。

前々走の日本ダービーで16番人気の低評価を覆して4着と健闘したタガノグランパ(牡3・松田博資)が、約3か月半の休み明けで臨んだ前走のセントライト記念でも、10番人気の低評価ながら3着に好走。外枠(7枠14番)からのスタートで外を回る形になり、前に馬を置いて壁を作れなかったにもかかわらず、折り合いがついたことは大きな収穫と言えるだろう。ファルコンS優勝、アーリントンC2着、シンザン記念とセントライト記念でともに3着、日本ダービー4着と、コース・距離を問わず、3歳重賞戦線で堅実な成績を残してきた馬。能力的にはここでも上位のものがあるはず。芝3000mの長距離で2度の坂越えを克服できれば、上位進出のチャンスもあるだろう。

サウンズオブアース(牡3・藤岡健一)は、前走の神戸新聞杯で8番人気と評価は低かったが、ダービー馬ワンアンドオンリー(1着)にアタマ差まで迫る2着に好走。菊花賞の優先出走権を獲得した。今春は、皐月賞トライアルの若葉S(阪神・芝2000m)3着、京都新聞杯2着とオープンクラスで上位争いを演じていたが、まだ馬体に芯が入っていない印象だった。ひと夏を越して、馬体の良化と精神面での成長を感じさせた前走の内容から、3歳クラシック最後の一冠で一気に頂点へと駆け上がる可能性を秘めている。

トーホウジャッカル(牡3・谷潔)は、日本ダービーが行われた週の土曜日に京都・芝1800mの未勝利(10着)でデビューした馬。3戦目の未勝利(中京・芝1600m)で初勝利をマークしたあと、500万下(小倉・芝1800m)も連勝。1000万下クラス昇級初戦となった前々走の玄海特別(小倉・芝2000m)でクビ差2着の接戦を演じると、格上挑戦で挑んだ前走の神戸新聞杯では、9番人気ながら、勝ち馬のワンアンドオンリーとタイム差なしでアタマ+アタマ差の3着に好走し、菊花賞の優先出走権を獲得した。他の有力馬と違い、夏場にしっかりと実戦を使われて地力強化を遂げてきただけに、初のGI 挑戦でも侮れない存在だ。

前走の神戸新聞杯で2番人気の高い支持を受けたものの、4着に敗退したサトノアラジン(牡3・池江泰寿)。勝負どころから手応え十分に外を回って進出し、直線で外のワンアンドオンリー(1着)と追い比べを演じたが、ゴール前で息切れした印象で失速。3着馬トーホウジャッカルから3馬身1/2差と決定的な差をつけられたことから、少し評価を下げてしまったようだ。雄大な馬体から繰り出されるフットワークは迫力満点で、高い能力を秘めているのは間違いないが、以前から課題に挙げられていた折り合い面の不安を実戦で露呈してしまった。今回は前走からさらに600mの距離延長。これをクリアできるかどうかが鍵となるだろう。

マイネルフロスト(牡3・高木登)は、前走のセントライト記念で9着に敗れたが、約3か月半の休み明けでの出走で、追い出されてからの反応が鈍かったうえに、舞台が例年の中山・芝の外回りコースから今年は新潟・芝の内回りコースに替わり、忙しい競馬も合わなかった印象。今春の毎日杯優勝、日本ダービー3着の実績は、今回のメンバーの中では上位の存在。馬場が広くて直線が長い京都・芝の外回りコースに替わり、スムーズな競馬ができれば巻き返せるはずだ。

今春にダービートライアルの青葉賞を制したショウナンラグーン(牡3・大久保洋吉)は、直線一気の戦法を得意としている。前走のセントライト記念で8着に敗れたが、この馬も新潟・芝の内回りコースが合わなかったようだ。馬場が広くて最後の直線で馬群がばらけやすい京都・芝の外回りコースなら、この馬の持ち味である鋭い末脚が活きるはず。前々走の日本ダービー(6着)で、メンバー中最速の上がり3ハロンタイム(33秒9、推定)をマークした末脚は侮れない。

ワールドインパクト(牡3・友道康夫)は、前走のセントライト記念で7枠13番からスタートした直後に左右の馬に挟まれて最後方からの競馬となり、直線で馬群の大外から追い上げたものの、勝ち馬のイスラボニータから0秒8差の10着に敗退。スタート直後のアクシデント、レース展開、新潟・芝の内回りコースに対する適性のそれぞれが大きく影響した印象だけに、実力負けではないはず。デビュー戦から6戦目の青葉賞(2着)までは、2勝2着4回で連対率100%という安定感十分の成績を挙げていた馬。折り合いに不安がないタイプで、前走から800mの距離延長は問題ないだろう。直線で抜け出すとソラを使って気を抜く面があるだけに仕掛けどころが難しいが、秘めた能力はここでも通用するはずだ。

ヴォルシェーブ(牡3・友道康夫)は、今年2月の500万下・セントポーリア賞(東京・芝2000m)をクビ差で制したあと、4か月の休養明けに加え、古馬との初対戦となった前々走の1000万下・芦ノ湖特別(東京・芝2400m)で優勝し、3勝目をゲット。夏場は放牧でリフレッシュを図られ、秋の始動戦は菊花賞トライアルの神戸新聞杯。大外8枠16番からのスタートで後方を追走し、勝負どころから馬群の外を回ってポジションを押し上げたが、直線でじりじりとしか伸びず、5着まで追い上げるのが精一杯だった。約3か月の休み明けが影響しての敗戦という印象で、一度使われた効果が出て、追われてからの反応も良くなってくるはず。芝2400mの芦ノ湖特別を外から差し切る強い競馬で勝っている馬だけに、芝3000mに距離が延長される今回も十分こなせるだろう。

デビュー当時はクラシックの有力候補とされていたトーセンスターダム(牡3・池江泰寿)。メイクデビュー京都(芝1800m)→オープン特別の京都2歳S(芝2000m)→きさらぎ賞と、京都・芝コースでデビュー3連勝を飾った逸材だ。その後は、皐月賞11着(同着)→日本ダービー16着→神戸新聞杯7着と案外な成績が続いており、陣営が期待していたほどの成長を見せていないが、今回は、きさらぎ賞を制した京都・芝の外回りコースに舞台が替わる。軽い芝を得意としていることを考えれば、巻き返しがあってもいいはずだ。

ハギノハイブリッド(牡3・松田国英)も、京都・芝の外回りコースで行われた重賞の京都新聞杯を勝っている実績馬。前走の神戸新聞杯では4コーナー11番手から直線で思ったほどの末脚を使えず6着に敗れたが、直線が平坦な京都・芝コースに替わる今回は一変する可能性もありそうだ。

ゴールドアクター(牡3・中川公成)は、今夏に札幌競馬場の芝2600mで行われた500万下→1000万下の支笏湖特別を連勝。距離が延びて真価を発揮してきた馬だ。今春の青葉賞で勝ち馬のショウナンラグーンから0秒1差の4着に入っているように、重賞でも通用する力があることは証明済み。芝3000mへの距離延長を味方に大駆けを見せても驚けない。

JRA60周年記念 第75回 菊花賞

未知の距離への適性が問われる波乱含みの3歳クラシック最終戦!

「JRA60周年記念 第75回 菊花賞」
2011年以降の菊花賞では、いずれも単勝オッズ1倍台の圧倒的な支持を集めた馬が優勝を果たしている。もっとも、21世紀に入ってからの優勝馬13頭中、単勝オッズが2倍未満だったのはここ3年の勝ち馬と2005年のディープインパクトの計4頭のみで、単勝オッズ10倍以上の伏兵馬が7頭と過半数を占めている。出走するすべての馬にとって未知の距離である京都・芝3000mが舞台となるだけに、波乱の決着も珍しくないレースだ。

今日の結果・・・・・

今日の競馬はダメでしたね~~。

なんとか、東京の11Rだけ的中したのですが、

全体的に全くダメな予想でした・・・・。
来週もがんばって予想します。

福永騎手、エピファネイア号優勝おめでとうございます

菊花賞、気になる4頭

今日の競馬は全然だめでした・・・・・・

早速明日この4頭で買っていきたいと、思います。

マジェスティハーツ
 引っかかりながらデビュー戦を快勝し、その素質は早くから多くの関係者の間で高く評価されていた。その折り合い難の解消に苦労し、春は人気を裏切るケースが多かった。そこで、普段から調教をつけている森騎手に手綱を委ねると一変、ここから2連勝した。
ただ秋初戦の神戸新聞杯は、距離が一気に延びて2400m。再度折り合いとの戦いが待っていたが、全く動ぜず後方で脚を溜めると、直線で爆発。内に切れ込む荒さを出しながら2着に伸し上がった。菊花賞では、規定のため森騎手が乗れず、武豊騎手に乗り変わり。長距離戦で、これ以上ない強い味方がついてくれた。しっかり折り合って終いの差し脚比べに持ち込めれば、逆転の目も出てくる。

ユールシンギング
 確実に伸びてくる脚は魅力だが、不器用で条件が揃わないと勝ちきれない、そんなイメージが強かった。実際、この馬の条件に見合った新潟戦では、4コーナーでは中団以降にいたが、残り1F過ぎには早くも先頭に。独走状態でゴールし、実力を誇示した。
迎えたセントライト記念は、過去に惨敗している中山コース。小回りへの適性から苦戦も予想されたが、成長した今では、もはや関係なかった。ゴール前で馬が密集し前が塞がる不利もあったのだが、ようやく道が開くと、そこから一瞬のうちに衝きぬけ、初めての重賞挑戦でタイトルを奪った。広い京都コースに変わるのは大きなプラス。成長力も加味すれば、ここも大きな期待をかけていい。

ケイアイチョウサン
 未勝利戦を勝ってすぐに京成杯に挑戦し、3着に善戦。素質の片鱗を見せてはいたが、当時は安定感が無く、クラシック戦線に乗り損ねてしまった。ラジオNIKKEI杯でも8番人気に甘んじていたが、横山典騎手得意のイン強襲が決まり、直線の短い福島コースで13頭のごぼう抜きを見せた。
秋はセントライト記念からの始動。いつものように後方を進み、直線は外へ進路。メンバー一の上がりを記録したものの5着に終わっている。元々叩き台のイメージが強く、休養明けとしては上々のレースと見ていい。血統的に距離が延びるのは良さそうで、変わり身の余地も大きいことから、上位争いは十分可能。長距離戦で、名手が鞍上なのも魅力だ。

ラストインパクト
 夏の小倉で1000万クラスのシンガポールTC賞を快勝。神戸新聞杯でも3番人気に支持されたが、まさかの不運に見舞われた。レース前に落鉄が判明し、蹄鉄の打ち替えに大きな時間を要してしまった。おかげで満足な返し馬もできないばかりでなく、馬も入れ込んでしまった。これでは力を発揮するなどままならず、7着に終わった。そのため、この一戦で評価を落とすことは全く無い。
叔父のビワハヤヒデとナリタブライアンは、ともに菊花賞を圧勝。この馬も長距離戦向きのスタミナがあり、菊花賞は待望の舞台だ。ダービー馬のキズナとは、父(ディープインパクト)も母系も同じで、かなり近い血統背景。キズナは凱旋門賞で健闘、こちらも負けていられない。

菊花賞優勝馬。2009年~2012年

芝3000メートル(外回り)

京都競馬場 芝3000メートル(外回り)

 バックストレッチの3コーナー寄りのスタートで、スタートして間もなくカーブにさしかかる。決まり手は、特に偏った点は見られないが、差し・追い込みが決まるケースがやや多い。と言うより、近年は捲くり差しが目に付くのが大きな特徴。結果として、後続に早目に来られるため先行タイプが苦戦するという傾向も理解できよう。  枠順は、内(1~3枠)、外(7・8枠)がやや多く、中(4~6枠)は少ないものの、レース数自体が少ないため、判断はできない。
 このコースは、差し・追い込み勢の捲くり差しが怖く、先行タイプには厳しい結果が出ている。

3歳クラシック三冠の最終戦は、どの馬にとっても未知の領域になる芝3000mの菊花賞。

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出走馬情報

3歳クラシック三冠の最終戦は、どの馬にとっても未知の領域になる芝3000mの菊花賞。スピード優先のレースが続いていた春シーズンに出世できなかったステイヤータイプの馬が、長丁場で豊富なスタミナを活かして頭角を現すレースとしても知られている。近年は春の既成勢力がそのまま秋も好結果を残すパターンが多いが、今年は皐月賞馬ロゴタイプ、ダービー馬キズナと、春のクラシックホースがともに不在。新興勢力が台頭する余地も十分にありそうだ。まずは、菊花賞トライアルの神戸新聞杯とセントライト記念の上位馬を中心に有力候補の現況を紹介していきたい。

阪神・外回りの芝2400mを舞台に行われた菊花賞トライアルの神戸新聞杯で圧倒的なパフォーマンスを見せたのは、皐月賞、日本ダービーでいずれも2着に惜敗したエピファネイア(牡3・角居勝彦)。昨年末のラジオNIKKEI杯2歳S以来となる9か月ぶりの勝利になったが、常に懸念材料とされていた折り合い面の課題をクリアしたことに大きな価値がある。今回は京都・外回りの芝3000mに舞台が替わり、上り下りの坂がある3~4コーナーを2回通過するコース形態は新たな課題となるかもしれない。それだけに、前走で得たものはGI 初制覇を目指す同馬の陣営にとっても大きな自信となったはず。ポテンシャルだけなら世代最上位とも言われている馬。クラシック三冠の最終戦でそれを証明できるか、注目したい。

500万下(新潟・芝1800m)を勝ったばかりの格上挑戦ながら、中山・芝2200mを舞台に行われた菊花賞トライアルのセントライト記念を制したユールシンギング(牡3・勢司和浩)。母系の父をたどれば、スペシャルウィーク、トニービン、リアルシャダイと、距離が延びてこそ真価を発揮する種牡馬の名が並ぶ。ゴール前の競り合いを制した勝負根性はなかなかなもので、混戦になればなるほど秘めた能力を見せてくれそうな雰囲気がある。初めての大舞台でも、不安より期待のほうが大きい。

マジェスティハーツ(牡3・松永昌博)は、神戸新聞杯で7番人気ながら2着に好走し、菊花賞の優先出走権を獲得。2か月半の休み明けに加えて、2400mという距離も初体験で、重賞挑戦も初めてだった。数々の課題を克服した前走で得たものは大きく、折り合いがついたレース内容からも3000mへの距離延長は問題ないはず。今回の鞍上は、菊花賞で最多の4勝を挙げている武豊騎手。クラシック最後の一冠で、一気に世代のトップへと駆け上がる可能性を秘めた馬だ。

2番人気の支持を受けた神戸新聞杯で3着を確保し、菊花賞の優先出走権をゲットしたサトノノブレス(牡3・池江泰寿)。デビュー前から大きな期待を寄せられていたディープインパクト産駒で、積極的に好位のポジションを取りにいった前走はこの馬らしい瞬発力を発揮できなかったが、本来は上がりの速い決着に強いタイプだ。京都・芝の外回りコースは、今年2月の500万下・つばき賞(芝1800m)で上手な競馬を見せて、2着馬に1馬身3/4差の快勝。相性はいいはずで、直線までしっかりと脚をためることができれば、勝ち負けを演じてもおかしくない。

500万下のタイランドC(小倉・芝1800m)→1000万下の野分特別(阪神・芝1800m)を連勝中のフルーキー(牡3)。同じ角居勝彦厩舎のエピファネイアには実績で見劣るものの、陣営がなかなかの手応えを感じている一頭だ。血統的に3000mは少し長い印象だが、折り合い面にはまるで不安がないタイプ。全6戦中5戦でメンバー中最速の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしており、末脚の破壊力は今回の登録馬の中でも上位の存在だ。また、小回りの小倉・芝コースから直線の長い阪神・芝の外回りコース、左回りの中京・芝コースまでそつなくこなしてきた馬だけに、初参戦となる京都・芝の外回りコースも克服できるはず。

3走前の500万下・積丹特別(函館・芝2600m)で2着馬に2秒8差の圧勝劇を演じたバンデ(牡3・矢作芳人)は、菊花賞の優先出走権獲得(3着以内)を目指してセントライト記念に挑んだが、ハナを切ることができず6着に敗退。しかし、勝ち馬のユールシンギングとは僅か0秒3差だった。中1週のローテーションで必勝を期して臨んだ前走の1000万下・兵庫特別(阪神・芝2400m)を6馬身差で圧勝。前半1000m通過タイムが63秒5というマイペースの逃げに持ち込んでの勝利で、勝ち時計の2分27秒8は平凡な数字だが、ステイヤーとしての高い資質を見せつけているだけに、芝3000mの今回はさらに注目を集めそうだ。

春のクラシックには参戦できなかったものの、夏の福島開催でラジオNIKKEI賞を制し、重賞初制覇を達成したケイアイチョウサン(牡3・小笠倫弘)。8番人気ながら、インコースをロスなく追走し、最後の直線で最内を突いて一瞬のうちにクビ差抜け出した横山典弘騎手の好騎乗が光った。その後は上半期の疲れを癒すため、放牧でリフレッシュ。約3か月半の休養明けで臨んだセントライト記念は2番人気の高い支持を受けたが、8枠14番からのスタートで後手を踏んで離れた最後方を追走。直線で馬群の大外に持ち出されて鋭く追い上げたものの、5着に敗退した。しかし、勝ち馬のユールシンギングとは0秒3差で、メンバー中最速の上がり3ハロンタイム(34秒5、推定)をマーク。次走に期待が持てるレース内容だった。父ステイゴールドは、オルフェーヴル、ゴールドシップと、ここ2年連続で菊花賞馬を輩出しており、血統面から3000mの長丁場で最も注目したい馬だ。

セントライト記念でハナ差の2着に好走して菊花賞の優先出走権を手中に収めたダービーフィズ(牡3・小島太)。伯父に2001年の菊花賞、有馬記念、2002年の天皇賞(春)を制した名ステイヤーのマンハッタンカフェがいる良血馬だ。後半1200mの各ハロンが11秒8~12秒1という緩みのないペースで流れたセントライト記念で好結果を残していることから、この馬自身もステイヤータイプと考えていいだろう。スタミナ勝負の展開に持ち込むことができれば、大仕事をやってのけるかもしれない。

同じくセントライト記念で3着に健闘して菊花賞の優先出走権を獲得したアドマイヤスピカ(牡3・松田博資)。今春に阪神・外回りの芝2400mで行われた500万下のアザレア賞では、メンバー中最速となる上がり3ハロン32秒8(推定)の豪脚を発揮し、直線一気の差し切り勝ちを演じている。父がキングカメハメハ、母の父がサンデーサイレンスで、距離が延びて頭角を現してきた馬。前走で初コンビを組んだ戸崎圭太騎手も2度目の騎乗となる今回、芝3000mの長丁馬でどんな競馬を見せるか、注目したい。

アクションスター(牡3・音無秀孝)は、降雪の影響により1週間順延された京成杯(2着)で関東圏への長距離輸送を2週続けて行ったことが影響したのかレース後の疲労が顕著で、その後の春シーズンは好結果を残すことができなかった。夏場の休養でリフレッシュして臨んだトライアルの神戸新聞杯では素質の片りんを感じさせる競馬で4着に善戦。勝ち馬のエピファネイアから0秒7離されたものの、直線半ばで一旦は2番手に上がっており、休み明けの一戦としては見どころ十分の内容だった。ひと叩きされた今回は、体調面で大幅な上積みが見込めるだけに、さらなる前進が可能だろう。長丁場で折り合いを欠く心配はないはずだ。

タマモベストプレイ(牡3・南井克巳)は血統面から常に距離延長に対して不安視されてきた馬だが、それをことごとく覆してきた。トライアルの神戸新聞杯は5着に敗れたが、これは瞬発力勝負で見劣ったに過ぎない。きさらぎ賞勝ちを含み、〔3・0・1・0〕と抜群の相性を示している京都・芝コースに替わる今回は、巻き返しがあってもおかしくない。

JRAより
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